彰に電話した。


プルル-------



『もしもし?』


ワンコールで出た彰。



『夏ですけど…』


『はぃ…ってえ?夏!?』


『ぅん。。』



『どうしたの!??』




『私…今、春と一緒にいようと思う。。』



『そっか。いつでも俺のところに来ていいからな。』


『ありがとう…』





『じゃぁな。』


『ぅん…ばぃばぃ。。』




ップーーーー



彰は本当に優しい…



ありがとう…




その優しさに、また救われた夏だった。




たった一言の電話。


それが夏を勇気ずけた。




そして、夏に決心を与えた。



----------春と一緒にいると-----------













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