『大丈夫か?』

慎はそう夏に聞いた。

『ぅ…ぅ…ぅん。』

『俺には我慢せんでえぇよ。』

慎はビミョウに大阪弁が混じっている。

その言葉で立ち上がれた。

『ぁ…ぁ…ぁりがとぅ』

『どういたしまして』

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