蝉の恋
「いらっしゃい」
部屋に戻るとトシアキはガウン姿でソファーに座り、煙草に火を着けながら来訪者を迎えた。
っていうか、私にはバスタオルで自分はガウン着てやがるのか、コイツは。
そのバスタオルすら投げ返した私には文句を言う余地はないが…。
三人目に向かいトシアキを紹介する。
「こっちがアンタの兄貴ね。」
次にトシアキに三人目を紹介する。
「コレ、アンタの弟ね」
どんな関係の兄弟かはいわずもがな……。
「どんな紹介の仕方だ」
トシアキは最早呆れっぱなしだったけど弟の方は順応性が高いらしくトシアキに向かい、
「よろしくっす。兄さん」
と頭を下げていた。
部屋に戻るとトシアキはガウン姿でソファーに座り、煙草に火を着けながら来訪者を迎えた。
っていうか、私にはバスタオルで自分はガウン着てやがるのか、コイツは。
そのバスタオルすら投げ返した私には文句を言う余地はないが…。
三人目に向かいトシアキを紹介する。
「こっちがアンタの兄貴ね。」
次にトシアキに三人目を紹介する。
「コレ、アンタの弟ね」
どんな関係の兄弟かはいわずもがな……。
「どんな紹介の仕方だ」
トシアキは最早呆れっぱなしだったけど弟の方は順応性が高いらしくトシアキに向かい、
「よろしくっす。兄さん」
と頭を下げていた。