チョコレートコスモスⅠ
「ご、ごめんなさい」



「だ、大丈夫です…って春菜か?」



「え?拓哉。



ゴメン、ぶつかった」



「大丈夫だ。



それにしてもここの電気暗いな。



電球換えてんのか?」



上を向いて聞いてきた。



「あ…どうだろう?



ここってあまり人が使わないから



気づいてないかも」



ふうんという顔をした後、



私に視線を向けた。




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