†神様の恋人†
「カミーユ・ド・クラン……!!!」
カミーユはわたしを見て、優しく瞳を細めた。
「やはり男装がよく似合う。……ミシェル」
神様。
わたしは、カミーユに逢いたかった。
それを隠していたのは、わたしの罪。
でも、神様。
これはわたしの罪に対するいじわるなのでしょうか?
ジャンヌとともに闘うと決めたわたしは、ジャンヌとともにありたい。
ジャンヌと同じでありたいのです。
処女を護らなければいけない。
そして、恋することを願っていません。