〜深愛〜届かぬ手紙〜
『リナは思ってた通りだな。』




小西が私の頭を撫でながら言った。




『どうゆう意味??』



どうして頭を撫でてくれたんだろう…。




『また会えてヨカッタよじゃなかったら俺、ずっとお前に嫌われたままだったかもなっだろ』




『うん…。』





浜辺にはチラホラ
カップルらしき
男女が何組か見えた。



『なぁ、俺らも、あっから見たら普通のカップルに見えんのかなぁ…?』




小西が言った。






何気ない言葉が
私を切なくも
嬉しくもさせる。




『そんな事ばっか言ってると初恋の人に嫌われるんだからねっ』




私は、
ちょっぴり恥ずかしく、
車の元へと走った。





『おぃ待てって』
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