〜深愛〜届かぬ手紙〜
『久しぶりだなっ4、5ねんぶりぐれぇ〜か』


小西の声にハッとする。


『そうだっけ』


いつか誰かが言ってた。小西は東京の専門学校へ行ったと…。

帰ってきてたんだぁ…。



『ねぇ〜ってばぁ
どんな知り合いなのぉ』

カスミが小西の腕をガッシリ掴んで言った。



『えっ昔の知り合いだよ友達の友達みたいなぁねぇ』

私は本当の事なのに
少し焦った言い方をしてしまった


『おぉ、そんなもんかな』

カスミは少し膨れっ面をしながらも納得した様だ。
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