〜深愛〜届かぬ手紙〜
小西は笑みを浮かべながら車は住宅街に入って行く…




不安は増すばかり…。



『こんな所にお店なんて
あるの』



『着いた』



小西は普通の家の前で車を止めた。



『えっココ何ドッキリ』


全く状況が読めない私…



『実家なんだ。俺の』



…実家?



小西は私の家から20分程離れた所で1人暮らしをしていた。


こんなに近くに実家があったなんて…。


…知らなかった。



『実家っなんで』



『ビックリした』


当たり前じゃん


『うん。』


『母さんがリナに会いたがってて…連れて来いって言うから』



小西の…お母さん…


『無理だってぇ
そんな急にアタシにも心の準備ってもんがあるんだからっ』


急に緊張して手が震えてしまう…



『大丈夫自慢じゃねぇ〜けど日本一優しい母さんだっ』

小西は車を降りると、
こっちに周り、
助手席のドアを開けた…
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