〜深愛〜届かぬ手紙〜
小西の寝顔を見つめながら
私は小西の髪を撫でた…




『…んっ…』



小西はゆっくり目を開けた



『おはよう』



私の声に答える様に
小西はアゴを突き出した





キスを
ねだったのだ…




『ゃだぁ』


恥ずかしがった私の顔を寄せ、小西は優しいキスをくれた。




その時、
小西が腕のブレスレットに気付いた




『…何?お前』




『メリークリスマス』



小西は
じっとブレスレットを見つめていた…




『プレゼントはねクリスマスの日の朝、枕元にあるもんて、昔から決まってんだからね』
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