Ⅰ.二日間の彼女



この先輩の名前、
柳沢 優太。




―……これが
貴方と最初に交わした言葉。



最初は取っ付きにくいなぁって思った。


自分で聞いたくせに、興味無さそうだったし。


仲間と居ても、ムスッってしてるし。




何よ、愛想ない。





それが、第一印象として強かったかな。





―……



「…じゃあ、これで解散しようか。亜美ちゃん有り難うね。」



優しい笑顔で頭をポンポンとする、あの優しい先輩。









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