Ⅰ.二日間の彼女



「…って、サッカー?!」


「お前、サッカー得意だろ?」


「だからって何で…」




全部を言い終える間もなく、腕を掴まれて公園の広間まで連れられる。



「…先輩、遅れました。」



先輩と呼ばれた男。


高校生くらいだろうか?


身長が高くて、フワリと優しい笑顔が先輩の第一印象として"優しい"となった。



「話は聞いてるよ、亜美ちゃんだね?」



ニッコリ爽やか笑顔で微笑んだ。








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