ペアリングに愛をこめて
そんな積極的なアタシに驚くことなく、優しく、全てを受け止めてくれたハル。
アタシ達は、一つになった。
大好きなハルと一つになれて嬉しいはずなのに、なぜか悲しかった。
ハルがアタシに『好き』って言ってくれなかったから・・・かな?
けどね、やっぱりハルの腕の中は
さっき飲んだホットコーヒーよりも温かかった。
アタシが温かくなれるのは、ハルの腕の中しかない。
それがわかっちゃったアタシの心は正直で
セフレでいれることだけでよかったのに・・・
恋は欲張りだね。
アタシも、ハルに思われたい-------
やっぱりそう思ってしまうんだ。
ちゃんと繋がってるっていう証拠がほしくて・・・