ペアリングに愛をこめて

いつものラブホに入り、ベッドに腰掛ける。


なんだろう・・・


なんとなく・・・なんとなくだけど、いつもと雰囲気が違う。


それは、アタシもトモも同じ。






「「あのさ・・・」」





二人の声が重なる。


「あ・・・トモから言っていいよ」


「いや、理世から言えよ」


らちが明かない・・・


「ん、じゃあさ、言うよ?」



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