Secret Heart
『はぁ…。
あたし片付けとか掃除、苦手なのになぁ。』
片付けしようとすると、余計に散らかしちゃうんだよね…
今からの作業を思い浮かべて、あたしはがっくりと肩を落とした。
しかし、そんな弱音を吐いている場合じゃない。
これは、ラグビー部に入部したあたしに課せられた試練なのだと自分に言い聞かせ、1人気合いを入れる。
『ふぁいとー…おー!!』
ガタガタ…
ん?
何の音?
不思議に思い、そーっと部室の入り口に目を向ける…
わーー!!!
『み、三浦先輩!?』
そこには、愛しの(?)先輩の姿が。