Secret Heart



でも




『あたし、頑張りたい。

今まで中途半端な恋しかしたことなくて、男の見る目なんてないけど…
それでも先輩に会った時、何か感じたの。

傷ついてもいい。
ただ、諦めるようなことだけはしたくない。

何があっても告白する!!』




先輩にあった時

運命なんてものを、本気で信じたあたしがいた。




先輩が遊んでるかもしれない…


もしかしたら彼女も…?




でも、
真実が分からない以上

悩むのは無駄だと思うから




この決意だけは忘れない。


ぜったいに頑張るの。




それを聞いた凜ちゃんは安心したように微笑み、あたしの頭を優しく撫でてくれた。



「よく言ったね。
陽菜がそこまで言うなら、あたしはどこまでも応援するよ。」


『ありがと。』





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