Secret Heart
ゆっくりでいい
・・・
「これからどうする?
教室戻るのだるいんだけど。」
凜ちゃんのおかげで本当の自分の気持ちを確認出来たし、これからも頑張っていこうと決意出来た。
胸のしこりは取り除かれた。
けど、いざ教室に戻ろうとすりと心ではなく体がダルい。
次の時間は体育だし、こんな時はいつもなら大好きな駅前のクレープを食べに行ってる。
けど…
今日はちゃんと部活に行きたいからサボるわけにはいかないんだ。
『今日はちゃんと戻る。
今サボったら部活に行くのもダルくなるし。』
「そっか…
部活、行くんだね。」
凛ちゃんは少し心配そう。
『うん。
先輩に少しでもあたしを見てもらうには、部活頑張ることしかないから。』