ドロップアウト
転換
この物語は一人のある男の人生を書いた物語である

男の名は川島。現在18歳

まずは今までの彼の人生について書いていこう

川島は1990年、埼玉の小さな町で生まれた

家庭はいたって普通で、母、父、姉の四人家族

末っ子であり可愛いがられた

6歳の時、母を事故で亡くす

幼い川島には衝撃的すぎた

一ヶ月の沈黙が続いた

しかし、父や姉の励ましにより立ち直る

時間が立ち彼は母の古タンスから、あるものを発見することになる

そして、その発見から彼は【人間】について考え始める

小学校に入学

川島は、どうも周りに馴染めなかった

マニュアル通りの授業を受け、同じ考えを持った【国民】が形成されていく

わずか小学校低学年で、そのような事を考えていた

活発な少年ではなかった

頭も決して良くなく、運動も出来ないほう

中学生

彼の考えは変わっていなかった

そして、あるノートを書き始めた

中身は何を書いたのか分からない

しかし題名は聞いた

【ブラックリスト】だ

高校生

川島は少し明るくなった

部活は陸上部に所属し、彼女も出来た

しかし、夏休みになると旅行に行くと言い一ヶ月ほど家を出た

何をしていたのだろうか…
そして

川島は受験を乗り切り、大学生になった

始めてのクラスの授業

私は遅刻気味で教室に入った

隣の席の男が話しかけてきた

男「危なかったね、これからヨロシクね。君の名前は!?」

私「うん、ヨロシク!!いきなり遅刻はやばいよなぁ。俺は斎藤正樹。君の名前は!?」

男「僕は川島、川島涼。」


これが私と川島の最初の出会い

その時の彼の印象は爽やかな好青年だった
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop