『契約彼女』
きちんと話せて良かったよ。

あたしは胸のつかえが下りて

ほぅと息を漏らす。


「あたしもちょっと社内だし、

相手が会田さんだから

ちょっと内緒でお願いしてもいいかな?」

「もちろんだよ。

信用して話してくれたんだもん、嬉しい。」

あたし達はニコニコと笑って、

デザートまで平らげて業務に戻った。


もっとも、お腹一杯で

午後はもの凄く眠かったんだけど。


< 153 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop