『契約彼女』
「ありがとう。」

「あ、で、ここの部分なんですけど、」

資料を持って近付く。


「ここの数値で問題ないんですよね?」

「あ、そうそう。

ここだけ資料あやふやだものね。

問題ないよ、大丈夫。」


当たり前だけど、温泉の話題もなし。

これは帰るまでお宿不明かも。


ケイスケのカバンから前に見た

パンフの角が見えたけど、

楽しみは取っておきたいから

ちょっと見ないふり。


< 174 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop