『契約彼女』
こんな風に気を使わないように

さりげなく何かを頼んでくれるところ、

素直に嬉しい。


あたしはスタバの入口をくぐり、

カフェモカとカプチーノを頼む。

タンブラーを眺めて商品を受け取り

外に見つけたケイスケの車に

近付いて乗り込んだ。


「お疲れ様。」

「お疲れ様、高橋さんと出掛けて来たの?」

「そうなの。

温泉行く前に磨いてきちゃった(笑)」


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