『契約彼女』
* * * * *


「ごめん、お待たせ。」

「何にする?」

「クリームパスタのセットで。

この前の立て替え今いい?」


「あぁ、ミズキに今度渡してあげて。

ところで。」

一息ついてトウヤが言った。

「元カノって水上響子さん?」


あたしは頷く。

「ねぇ、ケイスケの携帯に何度も

着信と拒否の跡があったんだけど、

どんな人なの?」


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