『契約彼女』
駐車場入り口に人影が見えた。

…高橋か?


「会田さん、いいですか?」

「俺、先行こうか?」

「あ、一緒でもいいです。」


促されて俺たち三人は誰も居ないフロアの

ハナのPCの前に居た。

既に起動させて置いたのだろう。

高橋が指した画面はメール画面。

企業宛のメールに混じって1つの送信。

複数アドレスにまとめて送信してある。


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