『契約彼女』
「アイス買って来ちゃった☆」

さっきの様子が嘘のように明るく笑う。

大きな白い袋を持って。


「ハナ、普通は飲みながら

アイスは食べないと思うよ?」

やんわりと諭すようにトウヤが言った。

冷凍庫はアイスだらけ。


「まさか。

ミズキやケイスケと同じようなものだよ。」

ちらりとトウヤを見ると、

呆れたように返事が返ってきた。


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