『契約彼女』
「ともかく、手紙は響子か。

ハナ、捨てないでとっておいて。

メールはちょっと調べてみるから。」

トウヤがハナに向かって言い、

冷凍庫からアイスを選んでいる。


まるでさっきの会話なんて

何もなかったかのように。


「あれ?、ケイスケって

アイス食べれたっけ?」

ハナが不思議そうに尋ねた。


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