『契約彼女』
ピンポーン。

「ケイスケじゃない?」

そう言ってトウヤが玄関に向かう。


「遅かったじゃん。」

そんな声の後は無言で

あたしはドアを開けて玄関を覗く。

「どうしたのー?」


「お兄ちゃん、

やっぱりここに居たんだ。」

立っていたのはケイスケじゃなくて、

何故かハルキちゃんだった。


< 341 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop