『契約彼女』
ピンポーン。

今度は誰だろう?

「はーい?」

「ハナ、開けて。」

そう言ってケイスケも上がり込む。


「あれ?、二人も居たの?」

「うん、手伝いに来てみた。」

先刻と同じ仕草でトウヤが

ガムテープを広げる。


「ハナ、大掛かりなのは

苦手そうだもんな。」


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