『契約彼女』
「飯でも行く?」

「10時になったらね。」

「…ケイスケ、マジで?

俺ら帰れねぇじゃん。」


「布団なら貸すよぅ?」

「いや、ミズキんちで寝る…。」


引っ越したら、

ミズキやトウヤと

こうやって過ごす事も減るだろうな。

少し寂しくなって

勢い良くガムテープを広げた。


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