『契約彼女』
安いお酒だけど、

味も飲み口も気に入ってるんだ。


「ありがとう。」

あたしがそう言うよりも早く

ミズキはするりと上がり込んで

もう物色を始めている。


「あの部屋がどうしたら

こうもキレイになるのかねぇ。

毎度毎度。

収納の中どうなってんの?

詰め込み?」




< 4 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop