『契約彼女』
確かにそうだよね。

自分の誕生石だからって

絶対それしかダメってことはないもの。

スキなものを選べばいい。


「それならあたし、

こちらを見てみたいです。

ピンク色の石の7号ってありますか?」


あたしはゆっくりと指を差す。

ついでに値札が見えたけど、

お財布の中身で買えないことはない。

バッグは貯金からになりそうだけど…。


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