『契約彼女』
『恋に効くお守り』のピンクトリマリンが

蛍光灯の光を受けてきらりと光る。


「あ、昨日のワインありがとう。

お礼に何かご飯作るよ。」


「いいよ、俺が作るから。

慣れない女のコのフリで

今日は疲れただろうし。」

と、笑ってキッチンに向かって行った。


別にミズキが作るのは

珍しいことじゃないから気にしてないけど。

「ありがとう。」


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