天然なあたしは悪MANに恋をする
「え?」
布団の中でぼそぼそと話してて、聞きとりにくいけど、レンの言わんとしている内容はわかった
でももうちょっと詳しく聞きたいと思っちゃ駄目?
レンの言葉に嬉しくて、心が温かくなるの
「昨日、あのまま怒って帰っちゃったのかと思った」
「カッとなって言いすぎたと思ったんだ。夜に一人で帰らせるわけがねえだろ」
「ありがと」
「はあ?」
「だって心配してくれたんでしょ?」
「まあな」
「嬉しいよ」
「…てか、いい加減、寝かせろよ」
「あ、ごめん…って、レンがそこで寝たら、あたしはどこで寝ればいいの?」
あたしは椅子から離れると、レンが包まっている布団をボスボスと叩いた
「ねえ、レンってば!」
「あー、うるせえーな」
レンがばさっと布団を蹴って起き上がると、ベッドから一度足を出した
あたしの腰に手を回すと、ぎゅうっと抱きしめてくれた
あたしと同じボディソープの匂いが、レンの身体からしてきた
「ほら…奥に入れ」
レンが顎をくいっと動かして、ベッドの壁側に寄るように言う
あたしはそろそろと奥に入ると、レンが首まで布団をかけた
「いいか…俺を蹴り落としたら、二度と一緒に寝てやらねえからな」
「う、うん。努力する」
「おうっ。努力しろ」
レンは瞼を閉じると、すやすやと寝息をたてはじめた
え? もう寝ちゃったの?
本当に眠かったんだぁ
布団の中でぼそぼそと話してて、聞きとりにくいけど、レンの言わんとしている内容はわかった
でももうちょっと詳しく聞きたいと思っちゃ駄目?
レンの言葉に嬉しくて、心が温かくなるの
「昨日、あのまま怒って帰っちゃったのかと思った」
「カッとなって言いすぎたと思ったんだ。夜に一人で帰らせるわけがねえだろ」
「ありがと」
「はあ?」
「だって心配してくれたんでしょ?」
「まあな」
「嬉しいよ」
「…てか、いい加減、寝かせろよ」
「あ、ごめん…って、レンがそこで寝たら、あたしはどこで寝ればいいの?」
あたしは椅子から離れると、レンが包まっている布団をボスボスと叩いた
「ねえ、レンってば!」
「あー、うるせえーな」
レンがばさっと布団を蹴って起き上がると、ベッドから一度足を出した
あたしの腰に手を回すと、ぎゅうっと抱きしめてくれた
あたしと同じボディソープの匂いが、レンの身体からしてきた
「ほら…奥に入れ」
レンが顎をくいっと動かして、ベッドの壁側に寄るように言う
あたしはそろそろと奥に入ると、レンが首まで布団をかけた
「いいか…俺を蹴り落としたら、二度と一緒に寝てやらねえからな」
「う、うん。努力する」
「おうっ。努力しろ」
レンは瞼を閉じると、すやすやと寝息をたてはじめた
え? もう寝ちゃったの?
本当に眠かったんだぁ