流れ星


「すごく仲良しだった。でもね、突然冷たくなった」


「……」



本当……なのかな?



「あんたなんかこれっぽっちも好きじゃない。どっかにいけ。って言われた。最初は信じることができなかったの、これは夢だ!って自分に思い込ませてた。だけど夢から覚めることはなくて、自分のおかれてる立場がやっとわかったときから疑うことしかしなくなったの」



真衣は少し明るい雰囲気で話す



「嘘?本当?」



疑うあたし


もう、だまされたくないから



「嘘なんか言うわけないじゃん。こんなこと、嘘ついたって意味ないよ」



少し納得する


だけど、嘘なんていくらでも言える。その人にばれなければ本当になる




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