絶不調ガール
神様!!!!
何故こういうときだけ願いを叶えるの?
「う…あ!!」
鳩尾になにかが入る
一気に吐き気が押し寄せる、が
降ってきた何かを受け止めるのに必死で
そんな事考えもしなかった。
散乱したガラスの上に
思い切り手をついてしまい
手の平を数ヶ所切り裂いた。
痛みで、地面に倒れる。
「痛っ」
目を覚ますと、
少女が血だらけになり
僕の上で倒れていた。
「き、君大丈夫!?」
周りからは冷たい視線が。
誤解を解くために、取り敢えず立ち上がる。
少女からは生気が感じられない。
「ちょ…気絶し…「君ーっ!!!!」
威勢の良い女性の声がする。
周りからは冷たい視線が注がれているというのに…!!!