[短編] 冬から春へ…

「どうして雄太はここまで必死になってくれるの？？」

「えっ…」

それってやっぱりあたしのこと…

「べ…別に理由なんて…」

「それよりレポートを…」

「はぐらかさないで！！」

「みき…」

「…正直レポートなんてどうでもいい…」

「留年したってかまわない…」

「それより私は雄太の気持ちが知りたいの…」

「雄太は私のことどう思ってくれてるの？？」