[短編] 冬から春へ…
なのに雄太ってば・…

「キーンカーンコーン」

「ったく何だよ!!さっきのはっ!!」

「おかげで俺が恥じかいたじゃねぇか!!」

「ほんと頭悪い奴はなにしですかわかんねぇ!!」

「どうせ私はバカですよぉ!!」

「あーーバカバカ」

「だいたおこんなレベル違いの高校うけたのも理解できないし…」

「ほんとは分かってるくせに…」

「--っ」

「本当こりねぇ奴!」

「まぁ来年には一緒に卒業できるしやっとお前の世話から解放されると思うとせーせーするよ」

「何よぉ世話ってーー!!」

ガラッ

「おー!渡邊いるかぁ?」

「はーいここにっ!!」

「ちょっと話があるから職員質まで来なさい」

「はーい」

話ってなんだろう…

「---…」

ガラッ

「失礼しました…」

「雄太っ!」

「もう話終わったのか?」

ずっと待ってくれたんだ…

「うっうん」

「ほら カバン!」

「あっ待っててくれてありがとう」

「おう」

雄太のこうゆうさりげない優しさがすごく好き…

「ところで話ってなんだったの??」

「…ああ」





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