[短編] 冬から春へ…
「もう1Pできたのか?」
「ふへへーっ」
「美樹の恋文読んでーー」
「気持ちこめてかいたのぉ☆」
ぐしゃ
「お前は・… ばかーーっ」
ぶへっ
「ちゃんとレポートしろぉ」
ちぇ…つまんねぇの…
ドキドキするかと思ったのに!!
あっ…
「あっ消しゴムがっ」
ドキッ
引っかかった!!
「…はい消しゴム」
えっ??
「こんな手に引っかかるわけね-じゃん ばーか」
かぁぁぁぁ…
「雄太のばかーーー!雄太があたしの気持ち無視しなきゃあたしだってねぇ!!」
「だからーー…」
「今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ??」
「まずはレポートを完成させるのが先!」
「じゃあレポート完成させたら考えてくれる?」
「はいはい!!多分な!!」
「やったぁーー!んじゃちゃっちゃと済ませちゃおーー!!」
「俺ちょっとトイレ!!」
…初めてだ
あたしのきもちに耳をかたむけてくれたの
なんだかやる気が一気に沸いてきちゃった
だだだだっ
ばんっ
「雄太いるかぁ??」
「!」
「あーっ悠真君!!」
「ふへへーっ」
「美樹の恋文読んでーー」
「気持ちこめてかいたのぉ☆」
ぐしゃ
「お前は・… ばかーーっ」
ぶへっ
「ちゃんとレポートしろぉ」
ちぇ…つまんねぇの…
ドキドキするかと思ったのに!!
あっ…
「あっ消しゴムがっ」
ドキッ
引っかかった!!
「…はい消しゴム」
えっ??
「こんな手に引っかかるわけね-じゃん ばーか」
かぁぁぁぁ…
「雄太のばかーーー!雄太があたしの気持ち無視しなきゃあたしだってねぇ!!」
「だからーー…」
「今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ??」
「まずはレポートを完成させるのが先!」
「じゃあレポート完成させたら考えてくれる?」
「はいはい!!多分な!!」
「やったぁーー!んじゃちゃっちゃと済ませちゃおーー!!」
「俺ちょっとトイレ!!」
…初めてだ
あたしのきもちに耳をかたむけてくれたの
なんだかやる気が一気に沸いてきちゃった
だだだだっ
ばんっ
「雄太いるかぁ??」
「!」
「あーっ悠真君!!」