約束
「でも、よかったね。恋人になれて」

 ニヤニヤしている姉と、目を見張っている両親。

 私と木原君が何も言えないでいると、父親が木原君のところまで行くと、肩をたたく。

「ちょっといいかな」」

 木原君に何を言う気なんだろう。

「受験生なんだから、あまり引止めたらダメだよ」

「十分くらいで終わるから」
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