完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~
「大丈夫かっ?」
私の肩と腰にがっしりとした腕が絡みついた。
ビクンッ
驚いたのと
久しぶりに男の人の腕に感じてしまった私。
「あ、///はい、大丈夫です」
顔が赤くなってないか心配になり、少し俯いた。
「家まで、送って行くから」
「だ、大丈夫です。1人で帰れます」
《ダメ、ダメ、
せっかくのチャンスじゃないの!
甘えなきゃ!
これは、神様がくれたチャンスよ!》
自分で自分を励ました。
「あの、やっぱり、お願いします」
「了解。じゃ、俺にしっかり掴まって」
そう言った途端、
体がフワリ、て浮いた。
うそぉーーーっ!
お姫さま抱っこぉっ!