完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~
Kiss
そして、
時の流れが経つのは早いもので、
年が明けて、晃一さんが、社長に就任し、
内輪だけで、私と晃一さんの婚約のパーティーが行われた。
その後も、晃一さんは、社長業務が忙しく、ゆっくりと会えない日が続いたけど、
週に3回、社長室へ私が作ったお弁当を届けるようになった。
「晃一さん、用意出来たよ」
「あぁ、ありがとう、すぐ行く」
社長室の奥の部屋で、私は持ってきたお弁当を広げ、お茶の用意をし、
ドアのそばから、晃一さんを呼んだ。
書類を片付け、ドアに立つ私の傍にきて、
私の腰を引き寄せた。
「きゃっっ」
そして、私の唇に晃一さんの唇が重なる。
そう、
私が、お弁当を持って行くと、必ずこう・・・
またまた、晃一さんの意外な一面。
結構、強引なトコ・・・・
「ホントは、君を食べたいんだけど・・・・」
耳元で囁かれ、頬が赤く染まる。
「っちょっ・・・////」
「そんな顔で煽ると、ココで押し倒すよ」
ますます、赤くなってしまう
「ははははっ」
ヒトの気も知らないで、からかう晃一さん。