完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~

そして、


それが、実際に・・・・


お弁当を食べ終えたあと、簡易キッチンで後片付けとコーヒーの用意をしていると、


後ろから私の腰に手が回された。


ガチャン


急なことで、手を滑らせ、コーヒーカップをシンクに落としてしまった。


そんなことは、構わず、後ろから抱きしめる晃一さん。


「こ、晃一さん・・・?」


今日は、なんだかいつもと違う晃一さんを、少し振り返り呼んでみる。


すると、クルリと向きを変えられて、


熱いキスが落ちてきた。


角度を変えながらだんだんと深くなる。


「んっ・・・んんっ・・・こ・・・いち・・・さん」


角度を変える隙間から、零れる私の言葉。


ごめん、と言いながら、私を抱き上げ、


部屋の奥のベッドルームへ連れて行かれた。





< 145 / 150 >

この作品をシェア

pagetop