完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~
そして、
それが、実際に・・・・
お弁当を食べ終えたあと、簡易キッチンで後片付けとコーヒーの用意をしていると、
後ろから私の腰に手が回された。
ガチャン
急なことで、手を滑らせ、コーヒーカップをシンクに落としてしまった。
そんなことは、構わず、後ろから抱きしめる晃一さん。
「こ、晃一さん・・・?」
今日は、なんだかいつもと違う晃一さんを、少し振り返り呼んでみる。
すると、クルリと向きを変えられて、
熱いキスが落ちてきた。
角度を変えながらだんだんと深くなる。
「んっ・・・んんっ・・・こ・・・いち・・・さん」
角度を変える隙間から、零れる私の言葉。
ごめん、と言いながら、私を抱き上げ、
部屋の奥のベッドルームへ連れて行かれた。