完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~
一歩
1週間後、
絵理がお休みの日、会うことになった。
私の捻挫も、随分とよくなり、歩くのにほぼ支障がなくなった。
「リコ~」
いつも待ち合わせるカフェには、すでに絵理の姿があり、私を見つけると手を振った。
今日の絵理、すっごくカワイイ!
まだ、少し暑さが残る日だけど、
先取りで明るいグレーのブーツに、紺のティアードスカート、
白のフリルのブラウス、7分袖のジャケット。
さすが、ショップにいるだけあって、自分が似合う服を知ってる。
「絵理~、今日の服もステキぃ~!」
「そぉ~、ありがと~、リコもカワイイよ~ この前、渡せなかったワンピ、持ってきたからね」
「ありがと~」
席について、絵理が飲んでいた、マロンミルクティーを頼んだ。
「で、リコ~ どうしたの~?」