完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~
冷静を装い、部下に連絡を取り、
彼女に、部下が来るから、この場で待つよう、伝えた。
真っすぐに、俺を見て、頷く彼女・・・
《本当に、似ている・・・
年は、彼女の方が若いが、美和が生き返ったのかと思うくらいだ・・・・》
彼女に名刺を渡し、俺はその場を去った。
現場へ向かう最中、忘れかけていた、いや、忘れようとしていた、美和の姿が俺の中で甦った。
「美和・・・・」