ただキミを信じたくて…
私の家は校門から出て左から帰っても右から帰っても変わらないんだ。
だから自転車通学の時は自分の通学路の右とは逆に左から帰る…
夏は野球部のグラウンドがあったからって理由あった。
そして美術部の友達で校門で話していた。
すると…ナミが『希ッ待ってなくていいの?』と言った…
私は野球部が見えると『あっ用事出来たからかえるね。』といって自転車を動かそうとすると…
ウソがすぐにバレたらしい…
『希ッ…帰ったら言っちゃうよ!』と言われた。
初めはうちもこっちにいたが野球部が私の前を通った瞬間
私は
『ぢゃあッ!!』とみんなに言って優太とは逆の右から帰ろうとするとナミは『希ッ!!!!!』と言うし
アヤは『希ッ行くよ!!』といった

すると前の方を自転車で走っていた優太が後ろ振り返った。
多分うちの帰る方向が気になったのだろう。
まっ大声で『希ッが好きだって』って言われるよりはましだから左から帰った。
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