FIRST LOVE 【Ⅰ】
イラツキ
地元から離れた高校に通っている俺は、イラツキを抑えきれず、日々、まわりと衝突ばかりしていた。

学校は、行っても勉強するわけではなく、ただ睡眠を取るだけの場所。

夕方になると、夜の街に消えていく…。

別に楽しくて、そんな事をしていたんじゃなく、日常のイラツキを抑えるためだけの行動で、自分というものが全くわかってなくて、まわりを傷付けるだけの存在…



夜の街にいる時が一番心が安らいだ。
< 6 / 23 >

この作品をシェア

pagetop