私だけの王子様
 
 
私はそう思いながら、ずっとヒロをガン見していた。
 
それにヒロが気付いた。
 
 
「なに?俺に惚れた?」 
 
ヒロがニヤニヤしながら言ってきた。
 
「ばっ…そんなわけないでしょ!!!!!!まったく。」
 
 
私は恥ずかしくなり、早歩きで横断歩道を渡った。
 
 
 

その時ー……
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