子供な恋
優に追いつき、メイたちは学校を出て、学校と家の中間位の場所にあるスーパーに向かった。


今日の晩ごはん何かなぁ♪


「優、今日は何作るの?」


「あぁ、そうだな。メイは何がいい?」


「ハンバーグ♪」


優が聞いてきたので元気いっぱいに返事をした。


「わかった。でも野菜もしっかり食えよ」


「え゛ぇ~…」


今、メイはすっごく嫌な顔したのにスルーされました……


もう野菜物色してるよ~……


「優~、せめてニンジンは甘くしてね!!」


「ああ、グラッセのこと?」


ふ~ん


ニンジンの甘いのってグラッセって言うんだぁ~♪


メイは本当に生活能力が乏しい。


「……どんだけ味誤魔化すんだよ…サラダも付けるからな」


「……はぃ」


やっぱりニンジンだけではダメかぁ…


優は野菜をカゴに入れおわると次にお肉コーナーに足を進めた。


メイはそんな優の後ろを少し遅れて商品を見ながらついていく。


優がお肉コーナーに到着したのを見てメイもすぐに側に行った。


「優、メイハンバーグ200gがいい♪」


お肉はいっぱい食べたいよね♪


「……200って…お前……」


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