子供な恋
「ハイハイ、ほら出来た飯食いに行くぞ」


優に促されリビングに向かった。


リビングに入るとトーストとサラダが用意されていた。


メイが椅子に座ると優が話しかけてきた。


「今日はパンに何ぬるんだ?」


「う~んと、イチゴジャムにする」


「オッケー」


優は棚へ行き、ジャムを取ってきてくれた。


「はい、イチゴジャム」


「ありがとう」


「どういたしまして」


パンにジャムをぬって食べはじめた。


それを見た優はキッチンへ行き、二人分の紅茶を持って帰ってきた。


そして、紅茶を一つメイの方に置き、向かい側に座って紅茶を飲みみだした。


「はひがとほ」


「口に入れたまま喋らない!」


「はひ」


ーはぁ


おや?ため息つかれちゃった。


朝、メイはご飯をいっぱい食べられない。


だからパンだけでお腹がいっぱいになる。


…………


………でも


「メイ、ちゃんと野菜もたべろよ」


「…お腹いっぱい」


「食べられないわけじゃないだろ、メイは偏食なんだから野菜くらいしっかり食べろ」


「……ぶぅ」


優はメイが野菜嫌いなの知ってていつも出してくる。




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