カリダーデ
この教室からとりあえず出よう。


そう思って席から立とう
とした。


あっ。ヤバイ、立ちくらみがする。


私はその場に座りこんでしまった。


「大丈夫?美夏?」

心配してくれた真希が話しかけてくれた。


「うん、大丈夫。最近仕事、忙しくて・・・。」


真希は私の仕事も理解してくれている。


(ガラガラ)

教室のドアが開く。

それと同時に女子達の歓声が教室中に響きわたった・・・。
< 31 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop