男なんて大嫌い…

赤外線が始まった…

今すぐにでも中止押したい。

｢OK～！登録完了っ！｣

うわｯ、私の携帯に男のアドレスがーっ。

携帯が汚れるわ…

｢夜ﾒｰﾙするから待っててね？｣

｢はい。｣

この人なんてゆう名前だっけ…？

涼…？

あっ...隣の席のやつか！

この時私の恋は始まってたんだ！
男嫌いの私が初めてｱﾄﾞﾚｽに入れた男。
この時涼が話しかけてくれなかったら
私はずっと男嫌いのままで終わってたんだ。

こんな感じで今日の学校は終わった。

｢楽しかったね～？｣

｢うっうん！｣

｢彩夏ちゃんも千鶴ちゃんも良さそうな子だったしっ！｣

｢そーだねーっ！｣

｢あっ。杏樹他に友達出来たっ？｣

｢友達ってか…ｱﾄﾞﾚｽ聞かれた｣

｢えーっ？誰にー？｣

｢隣の席の人｣

｢うっそー！いいじゃーん!?｣

｢良くないよーっ…｣

｢あっ。じゃもー帰るね？｣

｢うん！ばいばーい！｣

私たちは家に帰って行った。