Dice
彼は家のドアの鍵を掛けた。
中は真っ暗で誰もいない様子だった。
玄関で靴を脱ごうとしたその時、章吾は私の肩を引っ張り
壁に激しく押さえつけた。
すごい力だった。
「俺はあいつに対して悪いとは思わない。」
そう言って部屋へ私を引っ張った。
部屋はとても殺風景でベッドに机、ギター。
配色は黒で他には何もなかった。
部屋に入るなり、壁に押し付け激しくキスしてきた。
体を電流が走った。
あまりに強く押さえつけられ、痛みと息も出来ないくらいのキスに
唸った。
章吾はスカートを捲くり、手を入れてきた。
下着の上から手を入れ、激しく撫でられる。
「もう濡れてんじゃん」
憎たらしく、笑った。
私は声を我慢し、快感から逃れようと必死だった。
下着を下にずらし、私の片足から抜いた。
「祭りで会った時から、見てたんだよ」
「お前の話をあいつがするだけで腹が立った」
といいながらズボンを下ろしパンツを脱いだ。
私を壁に押し付けながら、足を抱え込んだ。
キスで口を塞ぎ、私の中へ挿入ってきた。